美味しい芋焼酎の推薦銘柄とその特徴

製品ごとの個性を楽しめるのが乙類の焼酎です。この乙類の焼酎の製造法の流れは、まず、米や麦など元になる原材料に麹菌を生やすことからはじまります。次に麹をタンクや甕で発酵させて、一次発酵となるもろみを作ります。更に、もろみの中へ原材料を投入させて発酵させて二次発酵とします。この二次発酵の時に投入した原材料が焼酎の主要原材料として表記されるのです。


従って二次発酵としてサツマイモを投入すれば「芋焼酎」となるわけです。最後にアルコールが生成された発酵液を蒸留すれば完成です。芋焼酎はサツマイモと米麹から作られますが、サツマイモ麹の場合もあります。一般的なのは一次発行で米麹を使い、二次発酵で、サツマイモを使用する方法です。


この芋焼酎はサツマイモ独特の甘い味わいや香りが特徴で、特に人気があります。製品によって個性が出るのは、 使用するサツマイモの種類や麹が違うからで、更に、原酒、無濾過、初留取など製造過程の違いでもいろいろな風味が楽しめます。


しっかりした風味や甘みがあるので水割やお湯割りでも風味が消えないのも特徴です。他にも麦焼酎や米焼酎、蕎麦焼酎など酒類は豊富で、それぞれに根強いファンがついています。ちなみに沖縄で作られている泡盛はタイ米と黒麹を原料にした焼酎で、日本最古の蒸留酒でもあります。